増築・改装

増改築リフォーム住まいは住まわれる方々の、その時々の状況により求められる機能が変化していきます。
また快適に住み続けるために、経年劣化によるメンテナンスも欠かせません。
改装、メンテナンス等を適切に行う事で、長く快適に住み続ける事が出来ますし、建物に対する愛着も涌いて来る事でしょう。
メンテナンスとしてのリフォーム、家族構成やライフスタイルの変化変化に伴う増改築など、お気軽にご相談ください。

屋根、屋上はしっかりと

一般的な屋根の材料

増改築リフォーム2
日本的な風情の瓦屋根

屋根や屋上は、最も日差しや風雨にさらされる過酷な場所ですが、目につきにくい事も有り、手付かずの方が多いようです。屋根材には耐久性が求められますが、古い鉄板葺きの屋根はすぐに劣化してしまい、頻繁にメンテナンスが必要なので、ガルバリウム鋼板等の耐久性に優れた物へ葺き替える事がお勧めです。

粘土瓦は、それ自体は優れた耐久性を持っていますが、割れやずれ等が起こりやすいので、5年を目安に点検をしていけば、長く使い続けられます。
瓦葺き屋根の家は、日本家屋の象徴的なイメージが有り他の屋根材では得られない外観を醸し出します。

ただし、昭和56年以前に建てられた旧耐震基準の瓦葺き屋根の建物は、大地震時に倒壊の危険性が指摘され、耐震補強時に軽い屋根材への葺替えが進んでいます。

今主流の彩色スレートの屋根材(一般的にコロニアルと呼ばれます)は、粘土瓦に比べ軽量で価格も抑えられるため、屋根材の主流となりました。
経年により色の劣化や汚れの付着が目立ってしまうので、10年を目安に点検がてらの塗替えで長く美観を保てます。
しかし、屋根の上で作業する事により屋根材を傷めたり、不適切な施工で雨漏りをかえって誘発したりする事が有るので、慎重な業者選びが必要です。

葺替え工事

造改-3
カバー工法にも最適な金属屋根
彩色スレートの屋根は、25~30年以上経つと劣化が目立つようになりますので、葺替えを考える時期となります。

その他の屋根材もそうですが、雨漏りやメンテナンス不良により下地材まで傷んでいる場合は、野地板と呼ばれる下地材ごと葺替える事が必要となります。

屋根は屋根材以上に下地材(下地板と防水シート)が重要なので、葺替え時には下地材の状態も忘れずに確認してもらいましましょう。葺替えには撤去処分費や下地工事費がかさみ、工事費が高額になってしまします。
そこでカバー工法と呼ばれる、既設屋根材の上から施工する方法が広まっていますが、下地材の痛みが心配な場合は避け、既存屋根を剥がして葺替えた方が良いでしょう。

また、彩色スレート屋根の上にそのまま彩色スレート材を施工すると、屋根が重くなり耐震上不利となるので出来れば避けましょう。
カバー工法で吹き替える場合は、軽量な金属屋根材を選んでください。耐食性の高い鋼板に断熱材を合わせた金属屋根材は、耐久性・快適性・軽い重量等により広く使われる屋根材となっています。

防水工事

防水リフォーム
FRP防水トップコート施工

注意が必要なのが屋上やベランダの防水工事です。
今はFRP防水が多いですが、それまではシート防水やウレタン防水が主流でした。
FRP防水は、それらに比べると耐久性があるようですが、露出のシート防水やウレタン防水の耐久性は10年が目安とも言われていますので、10年~15年を目安に全体的な修繕を考えましょう。耐久性が有るといわれるFRP防水ですが、防水層が露出している施工法の場合、トップコートと言う表面の仕上材が劣化しやすいので、5年から10年毎に塗り替える事で、長く防水性能を保てます。

どちらにしても一般的な屋根材より耐久性に劣ると考えて、大切な建物に為にもこまめなメンテナンスが必要です。

外壁は見た目だけでなく、建物の為にもメンテナンスを

一般的な外壁の材料

外壁は目だつのでお手入れが気になると思いますが、足場も必要な塗り替えを頻繁に行なうのは大変です。
しかし、お手入れを怠って建物の構造に関わる劣化を招いては大変なので、出来る限りこまめのメンテナンスを心がけましょう。

モルタル仕上の外壁は、湿気を通しやすく劣化した塗装のままでは建物に良くありません。しかし耐久性の無い塗料では5年もすると劣化して来きます。
今主流のシリコン系の塗料なら10年程度の耐久性がありますので、価格だけでは無く塗料の種類にも気を使いましょう。
良い塗料は施工費も上がりますが、メンテナンスのサイクルを考えると、お得な場合が多いです。

サイディング材

外壁サイディング
サイディングの外壁

現在は、モルタルに代わってサイディングが外壁の主流となりました。
セメントを主体とした窯業系サイディングが、かなりの割合で使われています。
耐火性が有り、モルタルに比べ施工性に優れ、またデザイン・色柄の種類も豊富な事から一気に広がりました。
表面仕上の質が向上し耐久性に優れた物も多いですが、普及品では7~8年で仕上が劣化する場合も有り、放置するとサイディング本体の痛みで張替が必要となってしまいます。
長く綺麗な外壁を保つ為に、使用品のメンテナンス時期に合わせた適切なメンテナンスを重ねる事が、結果としてコスト削減につながります。金属製サイディングは、窯業系サイディングに比べ軽量で耐久性にも優れている為、リフォーム工事を中心に広く使われる様になりました。
デザイン的にも金属らしいシャープさだけでなく、窯業系サイディングの様に多様なデザインの物が出ております。
欠点としては、金属なので傷や凹みに気を使うことでしょうか。

サイディングのメンテナンスは、耐久性の有る表面仕上げの物では、塗替え時期が15年から20年の物も有りますが、一般的には10年ごとの塗替えが目安です。
またどちらのサイディングでも繋ぎ目にはシーリング材(繋ぎ目の防水剤)が打ってあり、劣化が進むと雨漏りの原因となりますので、10年を目安に打ち直しが必要となります。

塗り壁材

外壁塗り壁工場製品的なデザインのサイディングが広く普及すると、反対に手作業の良さを感じる塗り壁が見直されてきました。

代表的な物にジョリパッド等が有り良く使われる外壁材となりましたが、初期には不適切な施工によるひび割れの発生や汚れが目立つ等、不満の声も聞かれました。
その後、適正な施工の推進と更に汚れが付きにくい仕様になるなど、引き続き支持されています。

メンテナンスは、やはり10年に一度はトップコートの塗り替えが目安となります。
但し、表面仕上げの凹凸が大きな仕上げや白っぽい色の仕上げの場合は、早期に汚れが気になるようです。

やり替え工事

モルタル塗りの外壁は、適切なメンテナンスをで維持すれば耐久性の有る仕上です。但し、モルタル自体の防水性は低いので、手入れを怠ると浮きや剥がれが発生し、悪化すると剥がれ落ちる危険が有ります。
その場合はモルタルを全部剥がして、やり替える事が安全です。モルタルを剥がした時に下地の板や合板が劣化していた場合には、下地を張替える必要も有ります。

塗装仕上されたサイディング材は、仕上の耐久性が高い方ですがやはり劣化はします。劣化したまま放置すると、ひびや割れ反り等が酷くなり張替えが必要になります。
張替えが必要なほど劣化させない為にも、適切なメンテナンスに努めましょう。

外壁の劣化が著しく張替が必要な場合、屋根と同じく金属サイディングを使って既設の壁の上から施工する、カバー工法とする事で、解体撤去工事の負担を無くせます。
その場合にも、上からしっかりと止められるように下地が劣化していないかの確認が重要です。

増改築でライフサイクルに合った住まいに

今の暮らしと将来を見据えた住まい

増改築リフォーム日本の住まいは、それぞれの機能を持たせた細かく仕切られた部屋を、限られたスペースに押込めるプランが主流でした。
それは住まいが想定する機能と、実生活で求められる機能が一致している時は良いのですが、ライフサイクルの変化によるズレで、非常に使い辛い住まいとなってしまいます。

そこで、間取りを変えたり、増築をしたり、場合によっては減築をしたりと、メンテナンスとは別に住まいに手を加える必要が出て来ます。
必要に迫られた改装は、忙しいし工事も大変だし、手っ取り早く最低限、今の暮らしに合わせて改装してしまいがちです。
しかし、今の暮らしを充実させつつ、将来的な暮らしも考慮した改装プランを練ることで、暮らしの充実を図りつつ、将来の改装もスムーズに進めることが出来ます。

そのためには、あらかじめ将来の暮らしをイメージして、いつ頃どんな改装をするべきか考えておく事が大切です。余裕を持って取組む事で、より良い住まいをより経済的に造り上げる事が出来るでしょう。

増築には確認申請が必要です

建物を増築する場合には、原則的に建築確認申請が必要です。
その場合、既存の建物も現在の規定に合わせる必要がありますが、既存建物が申請時の状態であれば、制限の緩和処置があるので大きな改築が必要な適応は受けないですみます。
ただし、構造耐力規定は建物の倒壊を防ぐために耐震規定を確認しなければなりません。
そのため昭和56年以前に建てられた建物は、大幅な耐震補強をしなければならない事が多いので、増築工事にはその事も考慮に入れておく事が重要です。

充実した暮らしを支える増改築のご相談は弊社まで


一級建築士事務所
建設業許可(建築工事・内装仕上工事・大工工事・屋根工事)
既存住宅現況検査技術者
古民家鑑定士一級
財団法人日本建築防災協会「木造住宅の耐震診断と補強方法講習」修了

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